
外交防衛委員会で主に防衛大綱、中期防衛力整備計画の見直しについて質問しました。防衛大綱とは我が国の安全保障政策や防衛力の規模を定め、概ね10年後までを念頭に置いたもので、これに基づいて5年ごとの装備調達量などを定めた中期防が策定されます。政府は、民主党政権で平成22年に策定され、3年しかたってない防衛
大綱を見直し、中期防の廃止を決定しました。そこで「見直しの理由」を質問すると、「我が国周辺の安全保障環境の変化」、と現大綱の基本理念そのままの答弁でした。見直す理由、根拠に乏しく、短期間で見直しや廃止をするならば見直す以前にこれらを策定する意味や意義がない、と訴えました。
